自分で決めるの積み重ね
「この前お母さんに、自分で決めていいよって言われたじゃん?
で、自分で決めたら失敗したんだよね~。だから次はお母さんが言ってた方にしてみる」
何の話だったかな、、と覚えていないのですが、
「提案をしない」
「自分で決められる手助けをする」
「考えられるような問いかけをする」
「話し合う」
という感じで、物事を決めるときにはよく息子と話をしてきました。
物事といっても、ほんとうに些細なこと。
幼稚園の準備はいつするのか?とか、持ち物はどれなのか、とか
お箸はいるのかいらないのかとか。。
制服や体操服、半そでを着るのか長袖を着るのか、、
おやつとか宿題とか日常の細かなこと。
ただその中で、どうしても「こっちを選んでほしいなぁ」という私の思いを消せないこともたくさんあったと思うのですが、、
(子どもってそういうの感じ取りますよね~)
ま、それはそれでいいのだけど。
その結果、風邪ひいたり、忘れ物したり、困ったことになったり、、
いろいろありましたけど、たいてい、大したことにはならないんですよね~。
で、本人が自分の加減?を学んでいっています。
自分で決める、その結果がでる、それに対してどう思って、どう対処するのか、って、
繰り返すと自分のパターンとかが分かってきたりするんですね。
オレって結局こうなるんだよね、とか
ま、たいてい大丈夫なパターンだからね、
だいたい、こうなっちゃうんだよね、だからやっぱ今回は変えてみよう、
とか、11歳になってこういう言葉が増えてきた気がします。
自分で決めて成功したりすると、それはもう本当に自信になるし、
それで失敗しても、やっちまったな、ぐらいで、別に親を責めるわけでもなく、
自分を責めるわけでもなく、修正したりそのままだったりしますが、それはそれでよしで。
時間がかかったり、面倒になったり、もどかしかったり、これでよかったかな、って
思うことも多かったですけど、自分で決めるの積み重ねは大事だったなぁって今思います。
なので、今、2歳とか3歳、幼稚園のお子さんをお持ちの方、自分で決める機会をたくさんあげると、後々、なかなか頼もしい感じになりますよ~。
決断が上手、とかではなく、なんというか、自分で決めて自分で結果を回収する子っていう点で^^