自分の言葉で自分を語る
『言葉で自分を表すことは、人々の間に自分を現すことである』
引用させていただいた上の言葉は『現代思想』から引用。
平たく言うとこのようなことが書かれていました。
- 自分の言葉とは、その言葉が当人の経験を適切に表現していること。
- 自分自身について知るということは、自分一人ではできないこと。
- 人々の間で自分の言葉で自分を語るということが、自分を社会の中に現すということ。
- 聴いてくれる人がいること。
- 語り合うために<適切な場所>が必要なこと。(非日常の場)
また、私たちは自分自身について語ることに慣れていない、とも。
公的な場で多種多様な人々が集まって、差異を認め合いながら平等でもあるような状況をほとんど経験したことがないし、慣れてもいないのである。
学校も、先生主導で話し合いが進んだり、空気を読んで自制したり、正解は何かと伺いながら発言したり、、と自由に自分の言葉で語る場はなかなかないのかもしれません。
自分のことを自分の言葉で語ることができる、というのは今の時代とっても大事なことだと思うのです。
なぜなら、ネット社会ではいろいろなチャンスが国内外に広がっています。
そんな中、ひとたび自分の言葉で自分を表現すると、国内外から仲間を見つけることができたり、必要な情報をいただけたり、仕事を見つけたり、という世の中だからです。
自分の頭で考え、行動し、経験し、それを語り、自分を表現する。
そうするとどこまでも拡がっていけるのが今の時代^-^
英語でも語れたら世界規模。
ということですね!
我が家でも、そんなことを意識して子どもたちと会話しようと思いました^ ^