「しない」選択をするのは勇気がいることだけど…スポーツの習いごとについて
先日、片づけをしていたら、ノートがたくさんでてきました。
グローバル育児®での学びや本のメモです。
あの頃は本当に必死でした(^^;
東京に引っ越してきて4ヶ月。
子供向けイベントや習い事、星の数ほどありますね!!!
プログラミングが学校に入ってくることもあって、今はプログラミングの教室や、イベントもたくさんあって、人気の習い事だとか。
先日、主人の会社の家族向けイベントでも、プログラミング体験、というのがあって参加してきましたが、担当の方が良いことをおっしゃっていました。
「プログラミング学びたい!と言う前にね、何をしたいから、プログラミングを学びたい、という順番なんだよね。」
ピン!っと私の耳が反応。そうそうそうなんですよね!
英語もそうですけど、プログラミングだって手段です。
何のために?何がしたいから?
たくさんの習い事に新しく組み込む前に、
子どもが子ども自身を過ごす時間をたっぷり与えてあげた方が良い、と思います。
そうすると、何がしたい!が出てくる(^ ^)
自分の意思で。
自分で在る、自分が好きなことをする、自分のしたいようにする、自分の過ごしたいように過ごす、そんな時間をたくさん持つことで、子どもは自分の好きなことが分かりますね。
いま、何をしたいか?するのか?しないのか?を自分で決める、という体験も積み重なります。
親は、子どもを観察することで、子どもの好みや得意なことや特徴が分かる。
こんな方向かな?というのが見えたら、その方向の分野で何か扉を開いてやる。
そのくり返しの数年間が0~9歳ぐらいまで。
うちの息子は、運動系と工作系が多かったです。
誰がどう見ても、エネルギーに溢れていたので、日常的に運動は必須(笑)
体をランダムに自由に思い切り動かさないと、エネルギーが内側でぐるぐる行き場がなくて機嫌が悪くなる。
5ヶ月ぐらいから、水を頭からかけてもキャッキャと喜んでいて、水大好き!
ということで、まずはスイミングへ。
ただ、スイミングは、自由に動けるわけではないので(先生の指導がありますからね)、自由に動く、という点では、とにかく外へ出ていました。
引っ越すたびに、近所の公園の常連でした。
そこで、私もお友だちができて地域のことを教えてもらったりして。
息子は体を動かす中でも、自由に動くのが好きなんだ、というのは3年前ぐらいに気がついたこと。
子どもって自由に動きたい生き物なのは言わずもがなのですが、そのこととスポーツの習いごととは別と考えていたんですよね。
体操も良いかもな〜とか考えていた時期もあって。だけど、どうやら、はちゃめちゃに、気分のままに、自由に動いている時のイキイキとした感じ。
あ〜スポーツの習い事とかではないかもなぁと思ってスイミング以外には結局増やしませんでした。
見ていると、手当たり次第高いところに登ってはすごく楽しそうだったり。
側転や倒立など自己流で地面でしていたり。
変なダンスをしていたり。
私が思うに、身体の成長と相まって体に必要な動きを本能的にしている、と言った感じ。
いろんな感覚が身についたかもなぁと振り返ってみると思います。
それが、身体のバランス感覚や体幹につながっているかなと。
学校では、たまたま担任の先生が体育専門で、学校外のスポーツイベントに参加させてくれたので、ドッジボールやバレーボールを級友たちとチームを組んで練習し体験できました。
息子が運動会で走っているのを見たあるお母さんが、体幹がしっかりしてるね、と言ってくれました。
息子さんがサッカーをしていてたくさんの子どもたちの走る姿を見ている方なので、コメントに信憑性があり嬉しかったです。
もしどのスポーツを習わせるか迷っていらっしゃるなら、、
私の考えと、体育専門の先生と、グローバル育児で学んだことを合わせると、スポーツは、小学生のうちはいろんなスポーツを体験させつつ、基礎体力をつけることと(歩いたり、山登りしたり、水泳したり、外で自由にあそんだり)、身体がバランスよく成長するように体が動きたいがままにさせてあげると良いと思います(^ ^)
うちの息子の場合、そんな10年を過ごし、4月、自ら野球やりたいと言って、少年野球チームに入りました。
やっぱり運動は日常的にしたいこと。
水泳は好きだけど、4種マスターしたし、10年近く習ってちょっと飽きたこと。
チームプレイをしてみたいこと。
サッカーやってみたけど、足より手が向いてると思ったこと。
理由がはっきりしてる^ ^
自分のことが彼なりに分かってるな、と思いました。
本人がやりたくて始めたことって親の立場は楽ですね(^ ^)
初めての体験も色々あるよう。
それはまた今度。
ということで、習いごとで悩んでいる方がいらしたら、とりあえず、『しないで様子見』という選択の材料になれば嬉しいです。