心の余裕があると周りの人のことが見える。
息子がお友だちの話をする時に私が気をつけてきたことの1つに、
勝ち負けではないこと。
得意不得意があること。
興味がある、なし、があること。
折に触れてそのようにコメントするようにしてきました。
息子が負けん気が強いこと、
同年齢の子たちの中で見ると、成長が速かったこと、器用なこと。
日本の学校にいれば、同年齢、つまり横のつながりで行動することがほとんどなため、
自分の方ができることが多ければ、周りからは学ぶことはない、という横柄な態度につながりやすいな…と思っていました。
もちろん、自信がつく、という点ではある程度の年齢までは良いのかもしれませんが、
本当の自信ってそういうことではない、ので。
やはり、1年~3年生の間、そういった言動をするようになってきたので、
そのたびに、(例えば、「○○はテストでいっつも○点しか取れないんだよ~」とか)
「そうだね、君はそれをすることが好きで得意なんだね。じゃあ、そうではない子が周りにいたら、手伝ったり教えてあげたりできるってことだね~、いいね!先生1人じゃ大変だからアシスタントになれるね」
「ところでその子には他に得意なことがあるんじゃない?どんなことが好きな子なの?」
「へぇ!じゃその子はとっても感性が豊かなんだろうね」
「へぇ!じゃその子はとっても優しいんだね」
「へぇ!じゃその子は周りのことを考えて決めることが得意な子なんだね」
「へぇ!その子の周りにはいつも人が集まっているってことはその子といると楽しいんだね。素敵な子だねぇ」
と、いった話をしてきていました。
注意したことは、息子がそうではないからと言って、その子の方が優れている、という言い方にならないように。
自分の得意なことという狭い視点からだけで、周りの子を判断しないように。
そしていま4年生。
昨日、嬉しい言葉が出てきました。
「○○さんはね、いつも宿題をたくさんやってきていてね、教室で黙々とやっているんだよね。あれは見習うべき集中力だ!」
わ~成長したなぁ! オレの方が、オレの方が!!と言っていたのに^^
また、先生からのコメントに
「自分の気持ちを伝えるときに、相手のことも考えながら、ちょうど良い口調で話をすることができるので…(略)」
とありました。これはすごくうれしかったです。
私たちの時代以上に、多様性の中を生きていく子どもたちに、こういう人間力を身につけてほしい、と思っていたからです。
そして、息子から周りの子についてポジティブな言葉が出てくるときは、
息子自身が満たされていることが大前提です。
・たくさん話をします。
・時間に余裕を持ちます。
・自由に過ごせる時間を与えます。
・エネルギーが溜まらないように環境を考えます。
・スキンシップもします。
自分の時間は自分で過ごし方を決める。駄菓子屋はきっとオアシスの1つ^^おじさんお店まだまだ続けてくださいね…!お金の使い方も自分で考えます。「あそこ行くと無駄に使いすぎることがあるからちょっとしばらく控えておこう…」と夏休みつぶやいていました 笑
子どもによってそれぞれ違うと思いますが、そのようなことは優先順位高めで考えています。
転勤もあり、そっちを優先して、私自身のことがおろそかになったり…して、ちょっとストレスたまったりしていますが、それは自分自身の満たし方はあるていど分かっているので、まぁ、ぼちぼち解決していきたいと思います(^^;)
そう、ここに書いていることはそのままそっくり自分にも必要なことで…
0歳から9歳までの教育がとっても大事だよ!時代が変わるよ!
とグローバル育児®の母親向けのプログラムで教えてもらって、
出来る範囲で我が家に応用してやってきていますが、子どもとの会話1つとってみても、自分なりの軸が出来たと思います。
本当にグローバル育児®に出会えてよかった!と最近しみじみ思います。
子ども自身に色々と見えてきていることもありますが、
国全体の流れが6~7年前にグローバル育児®で教えてもらったように本当になっていて、教育もそちらにシフトしているからです。
シフトしている教育を受け取ることができる器を、親子で少なからず準備できているんじゃないかな、と思います。
子どもは自分なりに問題を解決しながら生きていく力があると思いますが、
それを私たち親が無知ということで邪魔しないようにしたいですね。
そう、私がどうこうしたから子どもがこうなる、というわけではなく、ね。
扱いきれないほどの情報が日々流れてきますが、それに不安になりすぎないように。
自分で必要なだけ、取り入れられるような人間力を養いたいものですね。
プログラムの詳細にご興味がある方はこちらまでご連絡くださいね。
eiko226kuma@gmail.com